いつまで続くか? 家づくりの値上がり

今日は!先日中秋の名月に感動した三宅です。

さて、家づくりの話題の中で切っても切れないのが

家の『お値段』の話題ですが、

値上がりが続いている状況は変わらず。という感じです。

 

 

この『家のお値段』は下がるのか?という問い合わせを受けることがありますが

個人的には今のままの家づくりである以上『停滞はあっても下がる事はない』と思います。

原因として、国の政策として 『賃上げ』 が 大きな目標になっているからだと

思うからです。

また、より『省エネ化』『耐震化』『太陽光必須』などの設定が

新築だと 標準採用になってきているからです。

 

 

原材料が高騰している事もさることながら

人で不足・人件費などのUP・燃料費・為替等 もその要因となっています。

 

 

当然ながら 物理的に家は 『作る』ものですから

料理や衣類と一緒で 『材料』×『作る時間』

と言えると思います。

ただ、家や建物はその材料がめちゃくちゃ数が多いです。なので数多の材料・材質の値上がり・送料がコストとして跳ね返ってきます。

作る時間である『人件費』も、同様に その工種も多いです。

 

 

 

じゃぁどうしたら、自分たちに支払っていける家づくりが出来るのか?

ですが、それは『高スペック』すぎない

『大きすぎない』家づくり じゃないかと思います。

特に高スペック は 欲との戦いになります(笑)

新製品と便利な機能がどんどん付いてくる 住宅設備は魅力的に映ります。

しかしながら、その高スペックな住宅設備は 家電の延長ですから

いつか壊れて、メンテナンスも当然出てきます。

購入時に金額が高い家づくりですから、直す時も金額が高いのは当然です。

大きさも、住む人数が多い場合は当然広さが必要ですが

小人数で部屋を沢山持つ理由は、住んでみると

そこまで必要ないケースも多いです。

よく私も『家の金額』=『広さ』です。とお客様にお伝えしています。

ですので、住む人数にあった適正な大きさを考える事は

非常に重要だと思います。

実はそれは『土地の広さ』も同じ考え方だったりします。

そしてそうした適正な家づくりをしている会社選びの

見極めをするには、当然窓口となる 営業の方や

スタッフ・会社の代表の方の考え方が重要であると同時に

出来あがった 『家』 自体が そうした家づくりとなっているかどうか?

だと思います。

そうした『生』の情報源を得るためには

やはり、建物見学や、打合せなどをしないと見えてこないところが多いです。

1回だけでなく

何度か見る・聞く・話をするうちに

見えてくるものではないかと思います。

 

 

参考になって頂ければ幸いです。

 

三宅大亮